みなさんは、ニキビができやすい体質ですか?その中でも、なぜか唇やその周辺ばかりにできるという方はいないでしょうか?
ニキビは思春期の象徴とも言いますが、思春期を過ぎた大人ができるニキビは、実は思春期とは違う理由でできている場合がほとんどです。
では、いったいなぜできてしまうのでしょうか?
そこで今回は、唇にニキビができるその原因と正しい対処法をご紹介していきます。
唇にニキビができる原因(男性の場合)
男性の場合の原因で最も多いのは、ひげ剃りによるものです。
電気シェーバーを使ったり、クリームを塗ってカミソリで剃ったりと、ひげ剃りをするときにはどうしても唇の周辺の皮膚に、ダメージを与えてしまうことが多いです。
皮膚にダメージを与えることが原因で毛根が炎症を起こし、ニキビとなって現れるのです。
ただ、カミソリよりは電気シェーバーのほうがダメージとしては低いので、ひげを剃るときにはそちらを使うことをおすすめします。
唇にニキビができる原因(女性の場合)
女性の場合に多いと言われる原因は、ストレスやホルモンバランスの乱れです。
女性は生理があるので、生理の周期によって肌の状態が変わってきます。
特に生理前には、黄体ホルモンというホルモンが多く分泌されます。
このホルモンは、皮脂の分泌を促進させるはたらきがあるので、そのため生理前に唇にニキビが増えてくることが多いです。
ただ、その一方で生理が終わってから排卵期を迎える頃は、肌の調子が一番良いときです。
このときにストレスを溜めないようにすると、心身ともに調子が良くなるでしょう。
唇のニキビの正しい対処法は?
男性の場合は、ひげ剃りが原因である場合が多いので、ひげを剃った後はきちんと保湿をして肌のダメージをケアすることをおすすめします。
女性の場合は、生理が原因である場合が多く、その場合はある程度しかたのないことなのかもしれません。
しかし、メイクの落とし残しがあると、毛穴がふさがって炎症を起こしやすくなるので、きちんとクレンジングをして、毛穴に呼吸をさせてあげることでできにくくすることができます。
ニキビだと思っていたら、実は口唇ヘルペスかも?
ニキビのように見えても、実は口唇ヘルペスだったということがあります。
口唇ヘルペスは、唇やその周辺にプツプツとした小さな水ぶくれを形成する感染症です。
その見た目は白っぽかったり黄色っぽかったりと、ニキビに似ていることがあるので勘違いすることがあるようです。ただ、ニキビとの違いもあります。
それは、かゆみや痛みを伴うことです。もしかゆみや痛みがあり、さらにどんどん広がっていくような場合は、薬を塗らないと治りが悪くなりますので、きちんと皮膚科に行くことをおすすめします。
生活習慣次第でさらにニキビができにくくなる!
唇の周辺にできるニキビは、その人の日頃の生活習慣を物語っている場合が多いです。
つまり、暴飲暴食、睡眠不足、疲労やストレスなど、不規則な生活を続けていると肌の状態が悪くなり、特に唇の周りにできやすくなるのです。
そのため、こうした生活を改めることで予防できる可能性が大いにあります。
逆に言えば、いくら保湿をしたり、きちんとメイクを落としても、生活習慣を整えなければ繰り返しできてしまうのです。
特に唇の周りにできやすいという方、自分の生活習慣を見直してみませんか?
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